厚生労働省が4月の「毎月勤労統計調査(速報)」を発表し、労働者1人あたりの現金給与総額が平均27万4,577円(前年同月比0.9%増)だったことがわかった。実質賃金(現金給与総額から物価変動の影響を除いたもの)は同0.1%増で、2年ぶりにプラスとなった。
日本年金機構は、外部からサイバー攻撃を受け、約125万件分の年金情報が流出したと発表した。流出した情報には年金受給者および加入者の個人情報(基礎年金番号、氏名、生年月日、住所)が含まれていた。
国が2013年10月から段階的に実施した年金額の引下げ(特例措置の廃止による2.5%の減額)は憲法違反であるとして、年金受給者1,549人が国に減額決定の取消しなどを求めて13地裁に一斉提訴した。原告は最終的に約3,000人に達する見通し。
政府は、マイナンバーの利用範囲を拡大し、株式の配当や売却益の納税申告の手続きにも使えるよう検討していることがわかった。また、マイナンバーカードを健康保険証としても使用できるようにすることで公共サービスを効率化し、歳出の抑制につなげる考えも示している。
医療保険制度改革関連法が衆議院本会議で可決、成立した。2018年度から国民健康保険の運営主体を市町村から都道府県に移し、財政基盤を安定させるのが狙い。大企業の社員や公務員の医療費の引上げ、入院時の食事代の自己負担の引上げなども盛り込まれた。