健康保険組合連合会が2012年度の収支見通しを公表し、高齢者医療を支えるために負担する金額が3兆1,355億円(前年度比2,566億円増)となり、保険料収入に占める割合が過去最高の約46%に達することがわかった。全1,435組合の赤字額の累計は推計5,782億円で、5年連続の赤字。
厚生労働省は、2025年度における一般的な会社員1人あたりの社会保険料(労使合計)は、収入の30.2%(今年度比5%増)になるとする推計結果を発表した。社会保障費を賄う負担は2012年度の101兆円から2025年度に146兆円(推計)に膨らむ見通し。
民主党の「歳入庁」創設に関するプロジェクトチームは、現在は日本年金機構が行っている年金に関する給付・加入手続・相談といった業務について、民間企業に委託できるようにする案をまとめた。なお、「歳入庁」創設の時期は、共通番号制度の導入が予定される2015年1月とされている。
2012年度中に保険料率の引上げを実施する健康保険組合(主に大企業)は、約1,400のうち4割程度に達する見込みとなっていることが、健康保険組合連合会の調べで明らかになった。現役世代の減少と高齢者医療の増加等の影響によるもの。
政府は、2014年4月に消費税率を8%に引き上げた場合、約3,000万人の低所得者に対し、「簡素な給付措置」として年1万円の給付を行う案を明らかにした。食料品の消費税負担を補う目的で2015年10月に10%に引き上げられた場合には、低所得者の所得税負担を軽くする考え。