年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、団塊世代の年金受給に伴い、2012年度は8兆8,000億円(前年度比37%増)の積立金を取り崩すと発表した。取崩しは4年連続で、過去最大の規模。積立金の取崩しが続けば、現役世代が受給する財源に影響が出る可能性がある。
民主党は、「被用者年金一元化法案」を了承した。2015年10月に厚生年金と共済年金を統合して保険料率も段階的に統一。共済年金独自の転給制度は廃止する。また、共済年金の積立金の半分程度は厚生年金と統合。職域加算の廃止については、新たな制度導入によって事実上の先送りとなった。
国民健康保険の財政強化策を盛り込んだ「改正国民健康保険法」が参議院本会議で成立した。市町村国保の財政基盤強化策を恒久化するほか、医療費負担の格差を是正する事業の対象を拡大して安定的な運営を確保する。4月6日付で公布・施行される。
参議院本会議で、失業手当の給付日数を延長する暫定措置を2013年度末まで延長する「改正雇用保険法」が成立した。厳しい雇用環境を踏まえ、特に就職が困難な地域の求職者らへの失業手当の給付日数を最大60日間増やす内容。
日本年金機構は、公的年金の記録を管理するために割り振られている基礎年金番号を、1人で複数持っている人が約20万人に上るとする推計結果を発表した。各番号の年金記録が結びつかない場合は実際よりも加入期間が短いと判断され、受給漏れが生じるおそれがあるため、同機構では照合作業を進めている。